お知らせ
本学の学生の活動が新聞に掲載されました!(小学校での食育)
本学の学生が行った、小学校での食育に関する記事が新聞に掲載されました。 この取組みは、本学1年次の授業科目「看護大学ゼミナールI」における活動 の一環で実施したものです。 沖縄タイムス:2022年12月11日(日曜日)28面掲載 小3の嫌いな食べ物1位は「ゴーヤー」 そこで考えた新レシピ→90%「また食べたい」 以下、活動を行った学生たちのコメントです。 ⓵ゼミⅠで取り組んだテーマと内容 テーマ:看護、保健指導の視点から捉える食育サポート 〇識名小学校にて、食育授業を実施 1.給食の残量が多い3学年を対象とし、嫌いな食べ物・食に関する意識のアンケ ート調査(結果として1位にゴーヤーが挙がった) 2.琉球大学 農学部亜熱帯生物資源科学科 健康栄養科学コース2年次の皆さんに 協力していただき、ゴーヤーを使った食べやすいメニューの考案(ゴーヤーサー ターアンダギーに決定) 3.3学年クラスにて、劇形式を基本として作成した食育動画を視聴 4.識名小学校さんに給食の献立としてゴーヤーサーターアンダギーの提供を依頼 5.食育動画を視聴・実際にゴーヤーサーターアンダギーを食べた後、食育授業実 施前と、食に対する関心に変化が生まれたか調査する為、事後アンケートを実施 ⓶なぜこの内容に取り組もうとしたのか まず、那覇市内の地域活動に注視するところから始めました。そして、繁多川地区 が繁多川公民館を中心として住民が積極的な地域活動を行っており、その活動の一 つに、識名小学校の3学年が取り組んでいることを知りました。この活動を通して、 生徒たちの食に対しての興味が増したという結果を得ていました。実際に識名小学 校に話を伺いに行くと、地域活動を通して食に対しての興味が増した一方で、3学 年の給食の食べ残しが多く、栄養士さんたちが頭を悩ませていました。そこで、看 護職を目指す私たちが、看護、保健指導の視点で行える食育サポートを実施したい と考えました。 ⓷取り組んだ感想 今回のゼミ活動は、識名小学校の職員の皆さんをはじめ、他大学の学生の皆さんに協 力して頂きながら取り組みを進めてきました。看護職を目指すものとして多職種との連 携の意義を、実体験を通して感じ取ることができ、とても貴重な機会であったと思いま す。 食育授業の対象が3学年でしたので、資料作成時は難しい語句をかみ砕き、可能な限り 生徒の皆さんが具体的なイメージを浮かべられるように食の知識を伝えることを意識し ながら取り組みました。これらの活動を通して、相手のニーズを捉えながら保健指導に 取り組むという姿勢をグループメンバー全員、養うことができたのではないかと感じて います。 今回のゼミ活動から得られた知識・経験が数多くありましたので、それらを今後の勉 学に生かして行けるよう励んでいきたいです。