別科助産専攻の概要
別科助産専攻開設の趣旨
沖縄県の新生児死亡率や周産期死亡率、死産率は全国平均と比較して高率であることから、本島内に2か所の周産期高度医療を担うセンターが開設され、母子医療の改善が図られている。しかし、マンパワー不足に起因する問題が発生している。それは産婦人科医師の不足による公立病院産科の閉鎖や存続の危機、産科病院や診療所の助産師不足による助産及び母子へのケア提供不足の状況である。さらに多くの有人離島を抱える本県では、離島妊産婦へも必要な母子保健医療の提供が求められている。
これまで本県の産科施設では正常・異常に関わらず妊産婦管理は医師が中心的役割を担っていたが、産婦人科医師の不足により、今後は正常な妊産婦褥婦の保健管理・助産には助産師の主体的参加が期待されている。
教育目標
- 沖縄県の抱える母子保健の課題に応じ、母子の健康を守るとともに、現状を改善する能力を養う。
- ライフサイクル各期の女性に対し、母性保健の視点から健康の保持増進の援助ができる能力を養う。
- 助産師として自律するとともに、他職種との連携やチームアプローチを通し、専門職業人として沖縄県の母子医療に貢献できる能力を養う。
- 科学的根拠に基づいた助産ケアが提供できるよう自らを教育できる能力を養う。
受け入れ方針
本学の教育理念と目標達成の実現に向けて、次のような資質と能力、意欲を持った学生を受け入れます。
- 人の生命と健康に関心を持ち、沖縄県の母子保健医療・助産に貢献したいという意欲を持っている者
- 離島・過疎地域の母子保健医療に関心を持ち、助産師免許取得後は一定期間その地域の母子保健医療に従事する意欲のある者
- 主体的に学ぶ能力を有し、課題解決に向けて努力できる者
- 本学の教育方針に従い、規則を遵守し、学業に専念できる者
教育課程の編成
別科助産専攻は助産教育の体系を「コア科目」「関連科目」「研究」の3つの科目群で構成しています。
「コア科目」は助産を実践していくための知識、技術を学習する科目群であり、その中には本県の母子保健の現状や課題を追求する内容も含まれています。さらに、それらの学びを実践するための臨地実習が展開されています。
「関連科目」は「コア科目」を補完する科目群として位置づけられています。
「研究」は助産学に広く関連した課題を追求するための科目群です。
| 区分 | 授業科目 |
| コア科目 | 助産学概論、基礎助産学、基礎助産学演習、
助産診断・技術学、助産診断・技術学演習Ⅰ、 助産診断・技術学演習Ⅱ、ウィメンズ・ヘルス、地域母子保健、 地域母子保健演習、助産管理学、 助産実習、ウィメンズ・ヘルス実習、離島実習 |
| 関連科目 | 生命倫理、健康教育論演習、保健情報学演習 |
| 研究 | 研究への導入、助産研究 |
※修業年限1年

シラバス
学事暦
国家試験合格率
別科助産専攻の国家試験合格状況については、以下のページをご参照ください。
就職・進学状況
主な実習施設
- アドベンチスト・メディカルセンター
- 医療法人がじゅまるの家 糸数病院
- 医療法人海秀会 上村病院
- 社会医療法人仁愛会 浦添総合病院
- 沖縄医療生活協同組合 沖縄協同病院
- 沖縄県立中部病院
- 沖縄赤十字病院
- かみや母と子のクリニック
- 久米島町役場
- 公立久米島病院
- たから産婦人科
- 医療法人友愛会 豊見城中央病院
- 特定医療法人 沖縄徳洲会 南部徳洲会病院
入試情報・教育訓練給付制度情報
別科助産専攻の入試に関する情報は以下のページをご参照ください。
別科助産専攻入試情報
専門実践教育訓練給付金に関する情報は以下のページをご参照ください。
(別科)専門実践教育訓練給付金
