島嶼看護

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「島嶼看護の高度実践指導者の育成」公開講演
  テーマ:生活文化に根ざした島嶼看護の実践を目指して

第2回テーマ
「リモートエリア(遠隔地)における地域保健活動 −グローバルヘルスの視点から」

日時:平成21年1月21日(水) 17:30〜19:30
場所:沖縄県立看護大学 視聴覚室
   宮古サテライト教室 宮古南静園(遠隔通信にて発信:音声スカイプ、
   画像FCS)
講師:大西 真由美(長崎大学医学部保健学科 教授)
演題:リモートエリア(遠隔地)における地域保健活動
   〜グローバルヘルスの視点から〜
運営:FD委員会、大学院GP
企画:大学院GP

講演内容報告
1.大学院教育改革支援プログラムと講演会の趣旨説明(10分)
2.講演:大西真由美先生 17:30〜19:30

3.配布資料
  ・大学院教育改革支援プログラム概略と概略図。採択理由、活動報告(宮古島、
   八重山、久米島でのGP説明会開催と大学院進学相談会、遠隔通信FD教育)
   GP関連大学院募集要項
  ・講演資料(Power Point )「リモートエリア(遠隔地)における地域保健活動
    〜グローバルヘルスの視点から〜」

4.参加人数 98人 (本島85人、宮古島遠隔 13人)

5.アンケート結果:回答者29人(大変よい24人、よい5人)
   自由意見の主な内容
・外国の具体的な保健医療サービスについてきけた。地域の概要、課題、
 JICAの支援などイメージできた。
・国は違えども、島という点では(沖縄県と)共通点が多い。文化の理解、
 価値の一元化をしないという点で、沖縄とその離島との違いを理解する
 必要があることを感じた。
・大西先生は関わった国の人々を好きになるくらいいろいろ知り、楽しんで
 お仕事されているんだろうなと感じた。
・異文化理解の意味を考えさせられた。
・保健師として地域で、個人やコミュニティの持つ能力をいかに発揮させるかとか、
 潜在能力を引き出す作業をしてきたことが一致しているということを感じました。
・そこに住んでいる人と外から入ってきた人の価値観と判断基準が違うという
 ことの視点は大事だと思いました。
・地域保健活動をする上で、その地域が失ってはいけないもの、部外者が価値観を
 押し付けないことが大切と学んだ。
・海外での保健医療活動を学ぶことは自身の視野を広げる材料になる。
・グローバルな地域保健活動について話が聞け、島嶼、遠隔地の理解に役立った。
・海外や県内の保健に関心があった、大西先生の県内の活動についても聞きたかった。
・沖縄以外での外国の島嶼の現状を学べておもしろかった。宮古の現状と
 比較してみたい。
・時間等の都合もあるだろうが、講師の話すのが早く、聞き取りにくかった。
・内容的には世界の島国の保健状況はとても良くわかったのだが、日本の離島地域の
 現状や、私たちに身近な話の方が興味を持てたと思う。
・価値観の違いや文化を学ぶことが出来た。
・現在の沖縄県の地域保健活動と講演会の内容が乖離している感じを受けました。
・島内の病院で対応できない場合のヘリ搬送等、宮古島と似ている。
・環境に寄り添った共生と連係が大事である

・島だから、人口が少ないからといって必ずしも住民が健康でない、幸福でないわけ
 ではないということを確認できた。格差、環境破壊、感染症など重要な課題である。
・改めて島嶼国の抱える経済的、地理的、困難さや人材育成の難しさを知った。
・島国における保健・医療の確立は大事であるとは思う。他の国の事例を出すことに
 よってもいいとは思うが、その内容について沖縄で実際に有効なもの、また
 沖縄から世界に発信できるものなどが講義の中に組み込まれていたら、
 おもしろいものだったと感じる。
・自分が思っている内容とは違っていたことが影響だと思う。
・島だから、人口が少ないからといって必ずしも住民が健康でない、幸福でない
 わけではないということを確認できた。格差、環境破壊、感染症など重要な
 課題である。
・改めて島嶼国の抱える経済的、地理的、困難さや人材育成の難しさを知った。

・パラオ、ブラジルは行ったことはないが、宮古島の漁師が遠洋漁業で行ったことで
 パラオは馴染みがあるし、ブラジルは沖縄からの移民が多いことで、身近な感じで
 聞くことができました。
・パラオ、ブラジル河流域の保健活動の現状を知る機会となった。

・宮古の現状もリゾート開発がすすみ、外部からの移住者が増加しつつある。
 様々な感染症を持ち込んでいると考えるのも比較しやすいと考える
・離島に居住している者として、地域の保健活動としての参考になると思います。
 その風土にあわせた保健活動が重要と思いました。

・質が高く刺激的で島嶼看護学の確立を目指す本学の取り組み方の参考になった。
 学問構築の実現には、講師のような情熱と学問を追及する努力が必要と思った。
・ヒューマニゼーションという概念についてもっと学びたくなった。
・看護の本質と人間としての在り方を考えることができた。

 

FD研修会・講演会の評価【宮古南静園】(1月21日)意見

◆研修の企画・運営へのご意見
・意外と聞きやすいようにセッティングされていました。ありがとうございました。

・初めての通信での講演会拝聴でした。会場(講師を目の前にして)に
 居ませんでしたが、違和感なく聴くことができました。

・音声が聞き取りにくかったりする。内容がよく分からなくなったりしました。

・音声がとても聞きにくい
・中継のマイクなのか・・・、音が割れていて、響いている。早口?
 →大西さんの話出した辺りからは少し聞きやすくなっている
  (何が違うのか、マイクの位置か?)
・向こうで出ているであろう(映し出されているであろう)画像がこちら側にはなく、
 伝わりづらい面を感じる

・大学の講演など、離島ではなかなか聞けないという思いがあったので、
 今回の企画に参加させてもらい、ありがたく思っています。
・回数や種類なども増えて、自分で選んで参加できる環境が増えるとうれしいです。

・通信の問題からか声が途切れることがあった。
・質疑の時のように、講義中も講師の顔が見れたり、向こうでのスライドを
 見たかった。

・企画・運営的にはとても素晴らしく、離島に居ても大学の授業が受けられる
 システムはとても良い事。離島に居ながら、高度な大学の学習ができ、
 これからも続けてほしいと思う。ただ、マイクの音が聞き取りにくかった。
 音響をもう少し考えていただきたい。お疲れさまでした。ありがとうございました。

・言葉・音声が散っていて、集中して講演内容を聞くのが難しかったです。

・映像があればもっと良かった。
・音声が聞き取りにくかった!(途切れ途切れ)

・業務終了後は、体力的・思考的に困難。
・マイクからの音声がとても聴きづらい

・公開講座など聞く機会が少ない宮古において、これは旅費もかからず、経済的には
 とても助かるものだと思う。
・ただ、パワーポイントと声を聞いて話をしているのを聞くと、何か違和感がある。
 まだ慣れていないためなのか?また聞き取りにくい印象がある。
・インターネットの事は詳しくないですが、もしこれが自宅のパソコンでも
 出来るようになったら、もっといいのではないか?録画されて、自分の空いた時間に
 見れたらもっとよい。

 

FD研修会・講演会の評価【宮古南静園】(1月21日)内容

◆研修・講演会の内容について
・パラオ、ブラジルは行ったことはないが、宮古島の漁師が遠洋漁業で行ったこと
 でパラオは馴染みがあるし、ブラジルは沖縄からの移民が多いことで、身近な感じで
 聞くことができました。
・保健師として地域で、個人やコミュニティの持つ能力をいかに発揮させるかとか、
 潜在能力を引き出す作業をしてきたことが一致しているということを感じました。
・そこに住んでいる人と外から入ってきた人の価値観と判断基準が違うということの
 視点は大事だと思いました。

・島嶼における保健活動を知る良い機会となりました。宮古島での活動をイメージ
 しながら聴くことができました。

・一部聞き取りづらい面、音声不良があり、内容としては判断しかねます。
 資料から伝えたい内容の察しはつきますが、それがうまく伝わってこない気が
 して残念です。

・慣れていないこともあると思うのですが、スライドと講師の顔が連動して見れる
 ような方法がいいと思いました。何故かと言われると答えにくいのですが、
 何か理解しにくかったです。何度か経験していくと変わるかもしれません。

・沖縄以外での外国の島嶼の現状を学べておもしろかった。宮古の現状と
 比較してみたい。
・時間等の都合もあるだろうが、講師の話すのが早く、聞き取りにくかった。

・内容的には世界の島国の保健状況はとても良くわかったのだが、日本の離島地域の
 現状や、私たちに身近な話の方が興味を持てたと思う。

・公開講座を受けるチャンスが広がって良い。
 (リモートエリアにおける保健活動を垣間見た)
・共生・共存を改めて考えた。

・パラオ諸島とアマゾン地域の医療と環境が良く分かった。
・価値観の違いや文化を学ぶことが出来た。

・聞き取りが悪く、ちょっと難しかった。

・沖縄県立看護大学で行われている講演会が、南静園で実際に行われている
 ような感覚でよかったと思います。残念な点は、時折音声が途切れたり、
 雑音が入った事です。

・現在の沖縄県の地域保健活動と講演会の内容が乖離している感じを受けました。
・パラオ、ブラジル河流域の保健活動の現状を知る機会となった。

・太平洋の島国の一部であるパラオ共和国の保健状況が理解できた。
・沖縄□□宮古島も太平洋の一部の小島嶋であるととらえた方が理解しやすいし、
 較しやすい。
・島内の病院で対応できない場合のヘリ搬送等、宮古島と似ている。
・宮古の現状もリゾート開発がすすみ、外部からの移住者が増加しつつある。
 様々な感染症を持ち込んでいると考えるのも比較しやすいと考える
・加盟国全体として、保健活動にかかわっている
・経済な支援は参考になる(専門教育の奨学金等)
・環境に寄り添った共生と連係が大事である

・島国における保健・医療の確立は大事であるとは思う。他の国の事例を出すことに
 よってもいいとは思うが、その内容について沖縄で実際に有効なもの、また沖縄から
 世界に発信できるものなどが講義の中に組み込まれていたら、おもしろいものだった
 と感じる。
 自分が思っている内容とは違っていたことが影響だと思う。

・離島に居住している者として、地域の保健活動としての参考になると思います。
 その風土にあわせた保健活動が重要と思いました。

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