GPの活動 国内
「島嶼看護の高度実践指導者の育成」公開講演
テーマ:生活文化に根ざした島嶼看護の実践を目指して
第4回テーマ「島嶼看護―コミュニティメンタルヘルスの視点から」
日時:平成21年度2月21日(土) 9:00〜12:00
場所:沖縄県立看護大学 視聴覚
宮古:宮古サテライト教室、宮古南静園(遠隔通信にて発信)
講師:佐々木 雄司 (元東京大学教授・琉球大学)
講演会内容
1.大学院教育改革支援プログラムと講演会の趣旨説明(10分)
2.講演:佐々木雄司 先生
3.配布資料
・大学院教育改革支援プログラム概略と概略図、採択理由、活動報告
(宮古・八重山・久米島でのGP説明会開催と大学院進学相談会、遠隔通信FD教育)
・講演のレジュメ
4.参加人数:86
本学:76(本学教職員29、学外47) 宮古:10
5.アンケート結果:回答者49(大変よい33、よい11、良くない2)
〈自由意見の内容〉
・FD研修会ということですが、島嶼の大学GPを包含している研修
→何をFDするか?ということを明確にすると良いと思う。そして、
何をFDされたか?について教員間のディスカッションを総括でやると
いいと思う。
・実践者のアプローチを聞く機会は、今後の活動に役立ちますので、
今後も企画してほしい。
・島嶼で活動している人達が多く参加できるともっといい。もったいないと
思いました。
・すごく参考になったので、今後も企画があれば参加したいです。
・地域・島だけではなく、学校・職場とも同様で、メンタルヘルスがよりよく、
よいチームになるためには、目的をもった交流(CCなど)を行い、
“共通言語”、“オープンする”の姿勢で姿勢で取り組むことが重要である
ことが心に残っています。
・何かを立ち上げていく際の、基本となることを学べました。やはり、最後は
人のつながりや心が大切だと聞き、心強く思いました。
・粟国島での島主体になるような実践のお話を聞けて、とても勉強に
なりました。地域の仕事は「動機付け」ということがとても感銘を
受けました。新鮮な驚きとなった〈温故知新〉
・アクションリサーチの実践方法を知り得ました。
・押しつけにならず、相手に受け入れてもらうことの大切さ、「動機付け」の
重要性を再認識させられました。
・地域を巻き込む、地域に巻き込まれる、地域に任せていく事が島外者の
支援方法なんですよね。
・教科書的ではなく、佐々木先生の実践に裏付けられた持論は大変理解
しやすかった。
・中身の濃い講演会でした。島嶼看護の取り組みに役立つだけでなく看護
基礎教育のヒントにもなりました。
・素晴らしい実践家でもあり、研究者でもあられることがよく分かる講演でした。