島嶼看護

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V 学習環境と通信環境の整備

1. 宮古島教室の設置:講義、演習、自己学習のための学習環境の整備と
 図書・雑誌類の整備

「島嶼看護の高度実践指導者の育成」島嶼現地教育と遠隔指導の融合型教育を進めるに当たり、宮古島に教室がなかったため沖縄県立宮古病院内に宮古島教室を開設し、学習環境の整備を行なった。また本学と宮古島教室の間の双方向の教育ができるよう通信環境の整備も行なった。以下に開所式の様子、教室の整備状況(教室平面図、備品、図書)や新聞報道を添付する。

沖縄県立看護大学・大学院宮古島教室開所テープカット、看板掲揚次第

            日時:平成21年3月25日(水)13時30分
            場所:県立看護大学・大学院宮古島教室(県立宮古病院内)正面玄関前

                        司会:大学法人化総括
                        新里  栄
1 開会・・・・・・・・・・司会
2 学長あいさつ・・・・・・学長  野口美和子
3 テープカット・・・・・・学長  野口美和子
              宮古島市長  下地 敏彦
              宮古病院院長  安谷屋正明
              宮古福祉保健所長  上原真理子
              宮古病院看護部長  佐久川和子
              入学予定院生代表  盛島 幸子
4 閉会・・・・・・・・・・司会

沖縄県立看護大学・大学院宮古島教室開所式典次第

              日時  平成21年3月25日(水)14時30分
              場所  ホテルアトールエメラルド宮古島(漲水A)

                         司会:学務課長
                         山城 正和
1 開会・・・・・・・・・・司会
2 学長あいさつ・・・・・・学長  野口美和子
3 来賓祝辞・・・・・・・・宮古島市長  下地 敏彦
              宮古病院長  安谷屋正明
4 閉会・・・・・・・・・・事務局長   有銘 政勇

沖縄県立看護大学・大学院宮古島教室開所記念講演次第

            日時  平成21年3月25日(水)15時〜17時
            場所  ホテルアトールエメラルド宮古島(漲水A)
                                司会:学務課長
                                   山城 正和
1 開会・・・・・・・・・・・司会
2 講師紹介・・・・・・・・・教授  大湾 明美
3 講演「宮古の歴史と文化」・平良図書館長  砂川 玄正
4 質疑応答
5 閉会・・・・・・・・・・・司会


テープカット

看板掲揚

教室の見学に向かう宮古病院の看護師

砂川 平良図書館長の講演

 

学長あいさつ

平成21年3月26日
野口美和子

 本日、県立宮古病院の一室をお借りして沖縄県立看護大学・大学院宮古島教室を開かせていただき看板を挙げさせていただきました。
 宮古島市長様はじめ宮古市の方々、宮古病院長、宮古福祉保健所長様及び関係者の皆様、そしてこれから私どもの学生の教育をご支援下さいます実習コーディネーターの方々、ボランティアの方々がお集りいただき開所式を持たせていただきますことに感謝申し上げます。
 これから、皆様のご協力を賜りまして大学院においては、看護に関する実践的指導者を育成いたしまして、宮古島の看護活動の活性化にどうにかお役に立てないかという取り組みをいたします。また、学部においては実習を宮古島で行いまして、宮古島の人々の豊かで人間味あふれる生活を通して、人々の暮らしを支える看護の在り方を学ばせたいと計画いたしております。
 2年間で、2つの取り組みでどんな結果が出せるのか期待は大きく、又、不安も大きいのですが、皆様の支えで是非とも達成したいと考えています。
 いろいろ困難な時代ですが人々の生活の在り方や生き方が問われる時代です。豊かさとは何かが問われています。沖縄の離島で人間の生き方暮らし方、それとともに歩む看護の在り方を問い、新しい時代の保健・医療・福祉の中の看護と看護教育のモデルをここ宮古島、日本の南島そして世界に連なる先島から発信できればと思っています。
 この意義を文部科学省の今回の教育改革支援事業の賢明な審査官の方々もご理解下さったのだろうと今になって思います。私どもに学部・大学院合わせて1億円、これは多いか少ないかわかりませんが、私どもにとってはとても大きいものを預けて下さいました。
 実は文部科学省にて取組申請しまして、ヒヤリングがありました。2つのヒヤリングで共通に質問されたのは“それでなぜ宮古島なのですか”ということでした。宮古島は文化の香り高く、人々の心豊かな暮らしをなお残し、私どもにいろいろ教えて頂ける島であること、そこに暮らす人々の協力心が旺盛で活力に満ち、助け合って生きる看護の原点がそこにあること、だからこそ、それに引かれて私どもはこれまで実習で、又、研究で親しく出入りさせていただいていることを説明しました。それが補助金をいただける決め手となったのは確かです。
 ですから開所の記念講演として本日は砂川充正先生から“宮古島の歴史と文化”を皆様と御一緒に拝聴できますことをうれしく思います。
 本日はありがとうございます。そして、どうぞ私どもの取り組みへのご支援をお願い申しあげます。最後になりましたが皆様の御健勝と御活躍をお祈りして御挨拶といたします。

 

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沖縄県立看護大学 大学院
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