はじめに
本大学のプログラム「島嶼看護の高度実践指導者の育成」は、平成20年度〜平成22年度までの3年間の事業として、文部科学省から助成金を得て実施しています。
プログラムの目的は、島嶼県という沖縄の特徴を活かし、島嶼の看護活動と多職種連携活動を担う高度実践者、実践的教育研究指導者の育成です。
平成20年度は、大学院博士前期課程・後期課程に島嶼保健看護領域を設置し、主に宮古島教室の開設、入学者募集や島嶼保健看護領域の新科目の準備、さらに通信環境の整備といった、プログラム開始に向けての準備を行ってきました。
平成21年度は、島嶼保健看護領域に4名の入学生を迎え、プログラムを実際に開始いたしました。下記が主なる事業内容です。
平成21年度の事業内容
１．島嶼保健看護プログラムの開始
２．太平洋諸島との交流開始
３．インターネットを活用した遠隔講義および会議
４．平成22年度入学者と科目履修生の募集ならびに入学試験の実施と合格者の決定
５．社会に対する大学院ＧＰ活動の情報発信
本報告書は、事業成果2年目の報告書であり、平成22年度の最終年度の事業の締め括りに向けて、プログラムの成就を目指します。
平成22年3月
大学院研究科長：野口美和子
大学院GP取組実施担当者(代表)：神里みどり