島嶼看護

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第 V 章-7 太平洋島嶼地区における学術交流基盤調査

太平洋島嶼地区における学術交流基盤調査

 平成22年2月14日〜20日まで、太平洋地区(グアム・サイパン・テニアン)を訪問し、学術交流基盤調査を行った。その結果は下記のとおりであった。

1.学部学生の海外研修先の検討について
1)期間:平成22年2月14日(日)〜20日(金)(6日間)
2)場所:アメリカ合衆国グアム準州グアム島
  アメリカ合衆国北マリナア諸島自治区サイパン島、テニアン島
3)参加者:神里みどり教授、大川嶺子講師
4)研修調整対象者:
  グアム大学看護保健学部長  Maria Salomon
  グアム大学看護保健学部教員 Teofila P. Cruz, RN, MSN

2.成果:
1)上記の研修に関する調整を行ない、以下の回答を得た。
  学生研修の受入は歓迎する。人数は10人くらいまで対応可能である。
  平成22年の交流協定締結、23年からの研修実施の方向で検討できる。
  8月第3週の秋学期の始まりにあわせて研修を行なうことが望ましい。
  1週間では短いので、2週間の研修を希望する。
  英語クラスを何回か受講後、看護のクラスで看護学生と一緒に
   演習などに入ってもらうことができる。
  医学用語のクラスも受講可能である。
  英語授業の受講に関しては、英語コースに了解を取る必要がある。
  見学施設については今後検討が必要である。

3.グアム、サイパン、テニアン島保健医療施設における研修の意義について
(大学院生実習引率の経験から)
 グアム北部ヘルスセンター:保健・医療サービスの統合された同センターおよび管轄地域を見学することにより、島嶼地域における多機能型施設の概要、および多職種の連携による看護実践を学ぶことができ、島嶼地域のおける看護実践展開のイメージをつかむことができると考えられる。
 テニアンヘルスセンター:人口約1000人の島の保健・医療サービス機関における看護リーダー(ナースプラクティショナー)の臨床実践を中心に見学することにより、島嶼における看護リーダーの役割について考察することができると考えられる。

 

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