小児保健看護
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領域紹介
本学の生涯発達保健看護分野母性・小児保健看護領域では、2017年4月現在、博士後期課程2名が学んでいます。看護職として仕事をしながら学ぶ院生が多く、講義や演習は平日の夕方や土日も開講されています。また、長期の実習は職場と折り合いをつけながらそれぞれのタイミングで計画的に県内外で行っています。
当領域実践小児保健看護は、2014(平成26)年3月に小児看護分野の高度実践看護師教育課程(専門看護師教育課程)(38単位)として認定されました。九州・沖縄地方では 初の小児看護の高度実践看護師教育課程(専門看護師教育課程)です。2016年3月に初めての修了生を出し、県内での活躍が期待されています。また、2017年4月現在、2名の大学院生が小児看護専門看護師をめざし、日々学修に励んでいます。
教員
私たちが母性・小児保健看護、実践小児看護を担当致します。
教授
永島 すえみ (Suemi Nagashima)
担当
- 博士前期課程(母性・小児保健看護、実践小児看護)
- 博士後期課程(母性・小児保健看護)
准教授
上原 和代 (Kazuyo Uehara)
担当
- 博士前期課程(実践小児看護)
博士前期課程
1.分野・領域の特徴
本学の博士前期課程は文化間保健看護、生涯発達保健看護、先端保健看護の3分野と保健看護管理・教育、地域・精神保健看護、母性・小児保健看護、成人・老年保健看護、新領域保健看護、島嶼保健看護の6領域から構成されています。小児の保健や看護については生涯発達保健看護分野の母性・小児保健看護領域で教育・研究がされています。
博士前期課程の生涯発達保健看護分野の母性・小児保健看護領域では、高度な専門職者として、それぞれの職場の保健看護システムの中で小児保健看護上の課題を認識し、質の高いケア提供を計画、実施、評価し、指導的役割を果たし、また、疾病の有無にかかわりなく子どもの発達状態の評価と支援技術、ケア提供の医療環境/制度に関する実践可能な好ましい方策実施を図っています。また、平成26年度に「実践小児看護」が小児看護分野の高度実践看護師教育課程(専門看護師教育課程)(38単位)として 認定 されました。
2.主な修士学位論文
学位記 番号 |
論文名 |
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沖看大修第46号 | NICUから退院する乳児をもつ母親の退院準備性プロセス -医療的ケア提供者としての役割に焦点を当てて- |
沖看大修第47号 | A病院のNICU・GCUにおける看護職者による家族支援の実態と改善方略の試み |
沖看大修第57号 | 精神科病棟における看護師の情動的な経験とその対応 -児童・思春期の子どもとの関りの語りから- |
沖看大修第63号 | NICUに入院したローリスク児の母親への育児支援 -NICU看護師および市町村保健師へのインタビューより- |
沖看大修第67号 | 「小児フィジカルアセスメント」研修への提言 -研修受講後の新人看護師へのインタビューを通して- |
沖看大修第77号 | 医療的ケアが必要な子どもと養育者の在宅移行を促す病棟看護師の関わり |
博士後期課程
1.分野・領域の特徴
本学の博士後期課程は文化間保健看護、生涯発達保健看護、先端保健看護の3分野と保健看護管理・教育、地域・精神保健看護、母性・小児保健看護、成人・老年保健看護、新領域保健看護、島嶼保健看護の6領域から構成されています。小児の保健や看護については生涯発達保健看護分野の母性・小児保健看護領域で教育・研究がされています。
博士後期課程の生涯発達保健看護分野の母性・小児保健看護領域では、子どもと家族の健康上の課題解決に寄与すべく、既存の研究成果を応用し、新たな研究課題の発見、計画・実施・評価が効果的に循環して新しい実践的、学術的、教育的貢献を図れるように努めています。
2.主な博士学位論文
-生態学的視点からの分析-
学位記 番号 |
論文名 |
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沖看大博第3号 | |
沖看大博第4号 | こども虐待に関する看護基礎教育 -日米の教科書分析から- |
沖看大博第8号 | 母乳育児支援に関する教科書分析の枠組み作成と分析結果 -看護基礎教育における母性看護学に焦点を当てて- |
沖看大博第13号 | 日本語版親用退院準備性尺度(JRHDS-PF)の信頼性と妥当性 -沖縄県のNICUから退院する乳児の親への応用可能性- |